ダブルフラッシュ発電
ダブルフラッシュ発電のしくみ
気水分離器で分離した熱水をフラッシャー(減圧器)でさらに蒸気を取り出し、高圧蒸気と低圧蒸気でタービンを回す方法。高温高圧の地熱流体の場合に採用され、シングルフラッシュ発電よりも10%〜25%出力が増加します。八丁原発電所、森発電所で採用。
関連ページ
- 蒸気卓越型(ドライスチーム)
- 地熱貯留層にある高温(200〜300℃)の天然蒸気で直接タービンを回す方法が蒸気発電
- シングルフラッシュ
- 地下で減圧沸騰(フラッシュ)した地熱流体から蒸気を1回だけ分離しタービンを回す方法。日本の地熱発電所のほとんどがこの方式
- バイナリー発電
- 150℃以下の温泉水を使って発電を可能にする発電方法。地熱発電の可能性を拡げる技術として注目を集めている