ドライスチーム
地熱貯留層にある200〜300℃超の高温の天然蒸気で直接タービンを回す方法が蒸気発電です。
貯留層から蒸気だけが噴出する蒸気卓越型と、熱水と蒸気が混じって噴出する熱水卓越型があります。
蒸気卓越型は最もシンプルな発電が可能ですが、日本には松川発電所しかありません。
松川地熱発電所
わが国最初の地熱発電所。平成5年6月に22,000kWから23,500kWに出力変更。
岩手県松尾村
東北水力地熱株式会社
昭和41年10月8日運転開始
ドライスチーム方式
松川発電所では、蒸気井から噴出した天然の乾き蒸気でタービンをまわして発電を行います。このような方法をドライスチーム方式と言います。